移動販売・キッチンカーのコラム

当サイトの開発者は、お祭り好きでB級グルメが大好きです。当ページでは、キッチンカーや移動販売に関する思い出をコラムとして掲載して行きます。

お好み焼き たこ焼き クレープ

VOL.1 あの、キッチンカーのたこ焼きの味が忘れられない

VOL.2 魚釣りの現場にたこ焼きの移動販売が

VOL.3 後楽園ホールの前に焼きそばのキッチンカー

VOL.4 姫だこのたこ焼き

VOL.3 後楽園ホールの前に焼きそばのキッチンカー

もう大分前になりますが、後楽園ホールでボクシングの「辰吉 VS ラバナレス」が行われた時の話です。

友達と一緒に後楽園ホールに向かう途中、その前には数件の屋台が出店していました。ほとんどのキッチンカーは、閉店準備中でしたが、1件のみ営業中でした。そこでは、鉄板で焼そば焼いていました。その前を通りかかると、店主のおじさんに、「おにいちゃん、焼そばどう」。「肉が入ってないから100円で良いよ」。と。

少しこばらも空いていたことだし、「あ、じゃあ2つ下さい」と、すんなり買ってしまった。そして、店主のおじさんが、これでもかと言うぐらいに焼そばを容器に盛っていた。ふたが閉まらない程の大盛りです。「あ、い、いや、そんなには」と言うと、「いっぱい食べてね。サービスしとくから」と返された。

嬉しいんだけど、そんなに食えない。我々は、自動販売機で飲み物を買い、近くのベンチでこれを食した。食べて見ると「おっ!」と思うほど美味しい。ソースが辛めでキャベツのシャキシャキ感もあり、肉が入っていないとはいえ、これが100円とは安い。しかし、量が半端ない。なんとか必死でこれをたいらげ、試合会場へ向かいました。

このキッチンカーでは、麺とキャベツが余ってしまったのであろう。その材料を無駄にするのももったいない。そこで、店主は、なんとか売り切ろうと頑張っていたのでしょう。

そんなことを今でも、TVでボクシングの試合を見る度に思い出します。